クリスマスイブの夜、梼原町のホテル「マルシェゆすはら」に一泊しました。
今をときめく建築家 隈研吾さん設計の、かすかに木の香りがする広々とした部屋でした。
夜、11時頃の梼原の街は暗く、まだ新しい道路の両側に沿って植えられている小さな街路樹が
おだやかな電球色1色で飾られており、静かにメイン通りを照らしておりました。
私の好きな句に 「一切は 足音と風 天の川」という句があります。
はるかな昔から未来へと流れてゆく時間を感じている、限りある自分。
すべての浮世のしがらみを捨てて、残りの時間をゆったりと・・・ 。
いやいやまだまだ、浮世有ってこその人生劇場。
夜明けの梼原、維新の門の銅像の前でムチを入れてきました。