過日、「とさわんコラボ2」のPRと圃場試験を依頼に土佐佐賀の熊野浦に行ってきました。

高知方面から道の駅「なぶらの里」をすぎて最初の信号を左折して次の信号をまた左折、突き当たると公園があります。

白い砂浜が有り,右方向には佐賀漁港が見えます。ふたたび左折。白砂と大きな岩にあたって砕ける太平洋の波と青い空を

右に見ながら爽快な気分で熊野浦を北上すること10分でwさんのお宅に到着。wさんとは10年近く農薬のことを電話で話すだけの間柄。

今日が初対面。ご自宅の門の前で待っていてくれました。「60数年ほど前、ここ熊野浦ではそれまで作っていたサツマイモの代わりに

温州みかんを栽培、全国一の評価を得て、山北をはじめ県各地から視察に来たこともあったとか。しかし当時高知県は台風の通り道。

海から風と一緒に吹き上げてくる砂、小石に身を傷つけられ、出荷もままならない状況に至ることも数多くあり、また価格の低迷も重なり、

今は10軒くらいの農家が作っている。」こんな話を聞きながら、図々しくもお昼ごはん(佐賀沖どれのカツオ)もごちそうになり、

しかも大きなツワブキや浜ごぼうをおみやげにいただいての帰り道。海の近くで潮風は吹き渡り、土佐湾の陽の光がさす好条件。

熊野浦みかんが再び脚光を浴びる日が来るよう出来ればいいな、どうすれば?などと考えていました。IMG_0337

熊野浦方面から見た佐賀漁港